ウォーキングデッドシーズン2 第8話「希望という幻想」
あらすじと感想書いてくよ。
前回のエピソードはこちら⇊
・ウォーキングデッドシーズン2 第7話 ソフィアに全米が泣いた。
※ ⇊ 以下、ネタバレ感想あり。
ウォーキングデッドシーズン2 第8話 あらすじ
■ ストーリー
納屋のウォーカーを始末したシェーンたち。
その中にいたソフィアはすでウォーカーになっていて、リックの手により殺される。
ソフィアを撃ったリックは呆然と立ち尽くし、キャロルは泣きながらソフィアの元へ駆け寄った。
全員が言葉なく立ち尽くす中、ハーシェルの娘・ベスはウォーカーとなっていた自分の母親を探し、泣きながら近付いた。
しかしウォーカーとなった母親はまだ生きており、ベスに襲い掛かった。
リックたちは必死にベスを引き離し、アンドレアがベスの母親に止めを刺した。
シェーンはハーシェルに向かって、ソフィアを納屋に隠していたと責めた。
しかしハーシェルもマギーも知らなかったといい、ハーシェルは「オーティスが入れたんだろう。これは彼の仕事だった」と言った。
シェーンは信じずに言い争いが続く。
リックも止めるが、ハーシェルは「信じなくてもいいから出て行ってくれ!」と怒鳴る。
それでも文句を言ってくるシェーンにマギーは「いい加減にして!」とシェーンの頬を叩き、家の中に入ってしまう。
リックはシェーンが勝手にやった行動を激しく非難した。
シェーンも反論し二人は言い争いになる。
リックは「ハーシェルを説得しようと色々努力していたのに、全て水の泡だ!」と主張し、シェーンは「とっくに死んでいたソフィアを探させて仲間を危険に晒した!」とリックのリーダーとしての資質を責める。
お互いの主張は平行線を辿り、リックとシェーンは激しく対立してしまう。
グレンはマギーに「ソフィアのこと、知っていたのか?」と聞いていた。
マギーは首を横に振り、否定した。グレンは「これで前に進めるから結果的に良かったのかもしれない…」と話した。
マギーは仲間と一緒にグレンが去ってしまうのではないかと心配したが、グレンは「分からない…」と答え、マギーのおでこにキスをした。
納屋の前でソフィアや、ハーシェルの家族の死体を見つめていたリック。
アンドレアはキャロルの為にソフィアのお葬式をしようと提案する。ローリもお墓を作ってあげようと言う。
しかしリックは思いつめた表情をしていた。
心配するローリだが、リックはシェーンに言われたことを気にしていた。
そして自分はリーダー失格だと自分を責めていた。
シェーンはウォーカーを運ぼうとトラックを取りに来た。
そこにはデールがいて、デールは何も言わずにシェーンを睨みつけた。
シェーンは「言いたいことがあるなら言えよ」と言うが、デールは黙って睨み続ける。
シェーンは「俺は何度も仲間を守ってきたが、あんたは車の修理をしてきただけだ!」と吐き捨て、トラックに乗って去っていった。
デールはトラックで去るシェーンを睨み続けていた。
ローリたちは死んだみんなの為にお墓を掘っていた。
掘り終わるとキャロルを呼びに行ったが、「あれはソフィアじゃない…別の何かよ…」とキャロルは言い、葬式の参加を拒否した。
ソフィアの葬式が執り行われたが、その頃キャロルはダリルに教えてもらったナニワイバラが咲いている場所で悲しみに暮れていた。
マギーは「仲間と一緒にあなたも居なくなるの?」とグレンに聞いていたが、グレンは「よく考えたい」と答えを出さなかった。
その時、近くにいたハーシェルの娘・ベスが倒れた。
マギーは急いでベッドに運ぶが、ベスは呼びかけにも応じず、目を見開き、異常な様子だった。
マギーは「父さんは!?」と叫ぶが、ハーシェルの姿が見当たらない。
ハーシェルの部屋に行くと、そこには空になった酒瓶があった。しかしマギーは「父さんは私が生まれてからお酒をやめたわ」と言う。
リックはハーシェルは町のバーにいるんじゃないか?といい、マギーにバーの場所を聞いた。
シェーンとローリは危険だと反対したが、リックはグレンと共に、ハーシェルを捜索しに町のバーへ向かった。
シェーンが顔を洗っていると、森の中から物音がした。
警戒していると、森の中から現れたのはキャロルだった。
ソフィアの死でボーッとするキャロルにシェーンは「大丈夫か?」と声を掛け、キャロルについた泥などの汚れを水で洗ってあげた。
そしてソフィアのお悔やみの言葉を言い、「まさか納屋にいるとは知らなかった…すまない」とキャロルに謝罪する。
ローリとデールはシェーンについて話し合っていた。
ローリはシェーンの行動について「やり方は乱暴だけど正しいわ」と賛成の立場だった。
しかしデールは「シェーンは危険な男だ。彼がオーティスを殺したんだ」というとローリは驚いた表情を見せる。
そしてローリは「シェーンは短気だけど、人殺しをする人じゃないわ」と言うが、デールは「俺も脅されたんだ。奴は危険だ。そのうち誰かが殺されるぞ!」と言い残し、立ち去っていった。
町に向かっていたリックとグレン。その車内でグレンはマギーのことを相談していた。
グレンはマギーに愛してると言われたことに戸惑い、マギーは混乱しているだけで自分を愛しているわけじゃないと思っていた。
リックは「そんなことはない。それはマギーの素直な気持ちだ。それの何が悪い?」と聞いた。
グレンは「マギーとはお互いのことは何も知らないし、愛してるなんて家族以外に言われたのは初めてだからどうしたらいいかわからない」と素直に自分の気持ちを告げた。
リックは「ハーシェルを見つけて帰ったら、自分の気持ちをマギーに伝えるんだ」とアドバイスをする。
するとグレンは「ローリに中絶薬を持ってきたのは僕だ。黙っててごめん」と告げた。
しかしリックは「わかっていたよ。正しいと思っていたんだろ?気にするな」とグレンを責めなかった。
農場ではリックを心配するローリがダリルに「町に行ってリックを連れ戻してほしい」とお願いしていた。
しかしダリルはソフィアの件から荒れていて「俺は忙しいんだ。自分で行けよ」と冷たく突き放す。
ローリが「冷たいわね」と言うと、ダリルは「冷たいだと?俺は毎日毎日ソフィアを探した!矢が刺さり、銃弾も受けた!これ以上、俺になにを望む!馬鹿どもを連れ戻すなんてごめんだ!」と怒り出した。
ローリは何も言えずにその場を離れる。
リックとグレンは町のバーに着いた。
中に入ってみると、ハーシェルがカウンターに座り酒を飲んでいた。リックに気付いたハーシェルは「誰と来た?」と尋ねた。
リックはグレンと来たと答えるとハーシェルは「マギーに言われて来たんだろ?」と言う。
しかしリックは「グレンは自分から来たいと言って来た。そういう男だ」と言った。
リックはハーシェルを連れ戻そうとするが、ハーシェルは動こうとしない。
リックはベスがショック状態になっていると伝えるも「マギーがいるから大丈夫だ」と言う。
そして「ベスがショックを起こしたのは、私が彼らは病気だからいつか必ず治るといって、母親の死を受け入れさせなかったからだ。私のせいなんだ…」と言って酒を流し込んだ。
その頃ローリは、銃と地図を持ち、一人車に乗ってリックを連れ戻そうと農場を出発した。
地図を見ながら運転していたローリは道にいたウォーカーに気付かず、そのままウォーカーをはねてしまう。
その勢いのまま車は横転してしまい、ローリは気を失ってしまう。
バーではリックたちがハーシェルの説得を続けていた。
リックが「ベスの傍にいてあげるべきだ」と言うが、ハーシェルは「彼らは死んでるのではなく、病気なのだと信じたかった。でもシェーンに撃たれても歩き続ける姿を見た時、私は今まで妻の死体に餌をあげていたのだと気付いた。そして希望はないと悟ってしまった…。誰にも希望はないんだ」と絶望していた。
リックは「悲観するのはいい加減やめてくれ!死はこの世界になる前から存在したし、何も変わっちゃいない。仲間が俺たちを必要としている。生きていくためには心の支えが必要だ。俺たちの信念なんて関係ない、仲間の為だ!」と強い口調で言った。
ハーシェルはリックの言葉に胸を打たれ、お酒を飲み干し立ち上がった。
その時、バーの扉が開いてそこには見知らぬ男が二人立っていた。
男たちは「こりゃ驚いたな。生きてるぜ」と言った。
困惑するリックたちをよそに男たちはバーに入ってきた。
男は酒を飲みながら「俺はデイブ。そっちはトニーだ」と自己紹介した。
リックとグレンも自己紹介し、五人で酒を乾杯する。しかしリックはデイブとトニーを警戒していた。
リックは「フォートべニング基地へ向かうんだ」と話すと、デイブは「ガッカリさせたくないが、フォートべニング基地は全滅だ」と教えてくれた。
デイブはリックたちの拠点や、ほかの仲間のことを聞き出そうと様々な質問をしてくる。
リックは嘘をつき答えないが、農場に居ることがバレてしまう。
デイブは「そこは安全なのか?女は?」などと聞き、トニーはバーの中だというのに立ち小便をし出す。
リックは行動や言動から、この二人は危険だと判断し「悪いがもう話すことはない」と突き放す。
デイブは「迷惑はかけないから」と執拗に粘るが、リックは「すまない。無理なんだ」とハッキリ断る。
そのやり取りにイライラしたトニーが「クソ野郎!」と怒鳴った。
リックは「落ち着け」となだめるがトニーは「俺に指図するんじゃねぇ!お前らを殺して農場を乗っ取ってやる!」と興奮して言い出した。
デイブは「トニー落ち着け。悪いなリック、俺たちは誰も殺さない」と言い、持っていた銃をカウンターに置いた。
そして酒を飲むだけだといい、カウンターの中に入った。
デイブはまだリックを説得しようとしてきた。しかし何度言っても首を縦に振らないリックに痺れを切らしていた。
次の瞬間、デイブがリックに銃を向けた。
しかし警戒していたリックの反応は早く、リックはデイブを撃ち殺す。
そしてすぐに振り返りトニーも撃ち殺した。
目の前の出来事にグレンとハーシェルは固まってしまう。
初めてウォーカー以外に生きている人間を殺したリック。その表情は心なしか狂気を帯びていた…
感想
リックついにやっちまったなぁ…
いや、いつかはやると思ったよ。
やらんと生き残れんし。
でもついに一線を越えてしまったリック。
生きている人間を殺すっつーね。
こんな世界だけど、生きてる人間を殺すか否かってのは、究極の境目だよね。
ひとり殺しちまったら、あとはもう見境なくいく。多分。
まぁ明らかにデイブとトニーは野蛮で危険な人間。
ここで殺っておかないと仲間が危険っつーのはわかるわ。
っつーか、デイブが先に撃とうとしたから正当防衛か。
どっちみちリックは撃つ気満々っぽかったけどね。
それにしてもリックの反応早すぎだろ…
お前はのび太かよ
てくらい早かったもんね。
んで、殺したあとのリックの表情が狂気に満ち溢れてとるやん。
こんな世界だといつかは通らなきゃならん道なんかね?
なんかだんだんと敵はウォーカーじゃなくて人間になってきてるし。
この世界が長くなればなるほど、人間同士の争いにシフトいく感じかね。
マジでお前ら、瀬戸内寂聴の説法でも聞いて落ち着けや?
んで、デイブとトニーの仲間からの報復合戦ってかぁ?
あ~やだやだ。
人間はこえぇよ、ほんと…
あとはソフィアが死んで大荒れのダリルさん。
反抗期まるだしの息子やん…
まぁめちゃめちゃ探してたからなぁ…ダリルさん。
無理もないか。
そっとしとこう…
んで安定のローリ姉さん。
ダリルにお願い事を断られたもんだから、一人で町に向かうという暴挙に。
その挙句に車をひっくり返すというコントを披露する姉さん。
はぁ?
てめぇは吉本新喜劇か?
JAFとか呼んでも来ねぇの知ってるよな?
余計なことしねぇでもらえるかなぁ…?
どうせリックやらシェーンが「ローリいない!」って慌てふためく展開なんだろ?
そんでローリ捜索のパティーンか。
めんどくせぇよ…
勝手にしろやって言いたいとこだけど、妊娠してるからなぁ。
まぁ、無事を祈ってるわ。
そんな中、シェーンは相変わらず狂気が増し増し。
ニンニクとネギ以上に増し増しで、もはや悪魔の子。
ダミアンに改名したらええやん。
でもさ、ところどころ優しいシーンもあるんだなぁ。
こういうとこを見ると、こいつは根っからの悪人じゃないって思っちゃうよね。
良いところもあんのよシェーンは。
不器用なんよ。高倉健なんよ。
こういう奴は、誰か理解者がいれば変わるんだけどなぁ
どーせ孤立すんだろな…
デールのシェーン嫌いもどんどんエスカレートしてるし。
つーか、シェーンに反抗的過ぎて殺されるだろマジで。
ちょっとデールはおせっかい過ぎるから、もう少し慎重に行動した方がいいよ、いやほんと。
今後の展開としては、デイブとトニーのボスみたいなのが現れるんかね?
あんな野蛮な奴らが何人もいたらちょっとヤバそうじゃね?
グループ同士の対立に発展しそうな感じで、目が離せねぇじゃねぇか…
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