ウォーキングデッドシーズン2 第11話 デール魂の叫びに泣いた。あらすじ感想ネタバレあり

TWD ウォーキングデッドシーズン2 あらすじ感想ネタバレ

ウォーキングデッドシーズン2 第11話「生かすか殺すか」

あらすじと感想書いていくよ。

 

前回のエピソードはこちら⇊
・ウォーキングデッドシーズン2 第10話 揺らぐ親友同士にシビれた。

 

※ ⇊ 以下、ネタバレ感想あり。

ウォーキングデッドシーズン2 第11話 あらすじ

■ ストーリー

リックたちが連れ帰ったランダルは納屋に閉じ込められていた。

そこではダリルがランダルに暴力を振るい、仲間の数や居場所を聞き出そうとしていた。

ランダルは泣きながら「生き延びる為に仕方なく奴らの仲間になったんだ!」と言う。

そしてランダルはある夜の出来事を話し始めた。

「テントにいた父と娘の親子を見つけた時、仲間の男は娘に暴行して父親に見せつけたんだ。でも俺はしなかった。俺は奴らとは違う!頼む、信じてよ!」と訴えるランダルを、ダリルは何度も蹴った。

 

リックたちは今後どうすべきか話し合っていた。

そこへ納屋からダリルが戻ってきた。

ダリルは「奴の仲間はクソ野郎で数は30人以上。武器もたっぷりある。もし見つかったら男は殺され、女は死ぬより辛い目に合う」と話した。

リックはローリに「ランダルに近付くな」と言った。

「どうするつもり?」と聞くローリに「奴らは脅威だ。脅威を放っておけない、排除する」とリックは言った。

デール怪訝な顔をして「殺すのか?」と聞くと、リックは「ああ…決行する。今日だ」と言い、立ち去った。

デールはリックを追いかけ「やめるべきだ!」と説得する。

しかしリックは「一晩考えたが、これが唯一の道だ。仲間を危険にさらせない」と言った。

食い下がるデールは「彼はまだ子供だ。ギャングと一緒にいただけで死刑なんてあんまりじゃないか!みんなともう一度話し合うべきだ」と言う。

リックはデールの意見を聞かず、再び歩き始める。

しかしデールが「カールになんと言うんだ?」と言うと、足を止めた。

そして「わかった。もう一度みんなと話し合おう」と言った。

納屋に監禁されているランダルは必死に鎖を外そうとしていた。

しかし納屋に近付く人の気配を感じたランダルは大人しくした。

納屋にやってきたアンドレアはランダルを見張った。

ランダルは「俺を殺すんだろ?」とアンドレアに聞いたが、アンドレアは目を背けて答えなかった。

そこにシェーンがやってくる。

シェーンは「デールに丸め込まれたのか?」と質問するが、アンドレアは「あなたに賛成よ。彼を殺すべきだわ」と言った。

シェーンは「善人はいつも間違ったルールを作って、それに俺らは巻き込まれる」と言う。

「リーダーはリックで、ここはハーシェルの農場よ」と言うアンドレアに、シェーンは不敵な笑みを浮かべて「変えるさ。混乱はさせない、ただ安心して眠りたいだけだ」と、何かを企んでいる様子で言った。

カールが隠れてランダルの様子を見ていた。

それに気付いたランダルは「俺はランダル。君の名前は?」と聞いた。

カールは二階からこっそり納屋の中へ入り、ランダルのそばへ近付いた。

ランダルは「仲間はたくさん食料を持っているんだ。助けてくれたらお礼する。鍵を探してくれないか?」と持ちかけた。

カールは何も答えなかったが、ランダルは必死に喋り続けた。

その時、納屋の扉が開いてシェーンが入ってきた。

シェーンはカールを怒り、ランダルに「カールになにを吹き込んだ?今すぐ殺してやろうか?」と銃を向ける。

アンドレアが必死にシェーンを止めると、シェーンはカールの手を引っ張り、怒りながら納屋を出た。

納屋から出たカールは「パパとママに言わないで」とお願いする。

シェーンは「あいつは同情を誘って隙を狙っているんだ。もう二度と無茶をするな!」と怒り、カールをローリの所に行かせた。

 

一人離れたところにテントを張るダリルの元へ、デールがやってきた。

デールはランダルの死刑に反対な自分に加勢してくれと言う。

しかしダリルは「俺の意見なんて誰も聞かねぇ。リックも頼りにしているのはシェーンだ」と言う。

デールは「そんなことはない。君がいい奴なのはみんな知ってる。君やリックは真っ当な人間だが、シェーンは違う」と言った。

しかしダリルは「リックはシェーンのことも、グループの問題も気付かないふりをしているだけだ。俺には関係ねぇ!」と言い、立ち去ってしまった。

ローリはリックに「ランダルを殺すのは本当に正しいのかしら?」と聞いていた。

リックは「わからない…」と答えた。リックはランダル処刑の答えを出せずにいた。

さらにローリは「シェーンと何があったの?」と聞いた。

リックは「シェーンはもう危険じゃない」と答えた。

キャロルはソフィアのお墓の前で座るカールを見つけた。

キャロルは「ソフィアは天国にいる。いつか会えるわ」と優しく話しかける。

しかしカールは「天国なんてない。信じているならばかだよ!」と言い、立ち去ってしまった。

驚いたキャロルは同時に怒っていた。

そこにリックとローリが歩いてきた。

キャロルは「息子のことをちゃんとしつけて!」と怒った。

驚いたリックたちは事情を聞き、カールの元へ向かった。

リックはカールを見つけ「キャロルに失礼なことを言ったのか?」と尋ねる。

カールは「天国なんて信じてるからだよ!そうでしょ?」と言った。リックは優しく諭すとカールは反論してきた。

リックはカールの言葉を遮ると「喋らずに何がいけないのか考えろ」と言った。

カールが納得いかず「ランダルを殺すことも正しいことなの?」と聞いてきた。

リックは「それは違う」と答える。

カールはランダルについて色々聞いてきたが、リックはキャロルのことだけを考えろと叱った。

叱られたカールは少しふてくされながら、ダリルのテントに来ていた。

ダリルは不在だったが、カールはダリルのバイクを目を輝かせて触っていた。

その時バイクに付いているバッグの中から拳銃を見つける。カールはこっそりダリルの拳銃を盗み、大人になった気分になっていた。

カールは自分が強くなった気になり、一人森の中へ入っていった。

すると沼に足をとられて動けなくなったウォーカーを発見する。

驚くカールだが、ウォーカーが動けないことがわかると近付いて石を投げつけ、ウォーカーの様子を観察していた。

 

その頃デールはシェーンの元へ来ていた。デールは「これからも同じ場所で暮らすなら、腹を割って話し合おう」と提案する。

シェーンもそれを受け入れ、二人で話し合う。

デールは「ランダルは確かに危険だが、彼はまだ子供で殺す必要はない」と言う。

シェーンは「あいつには凶悪な仲間が30人もいる」と反論する。

さらにシェーンは「あんたの根性は認めるよ。みんなを説得できたら俺は何も言わない。だがこれだけは言っておく。あんたは間違ってる!誰かが死んだらあんたの責任だ!」と言って、立ち去ってしまう。

 

ハーシェルはベスに付き添っていた。

そこへグレンがベスの様子を見に来た。

ハーシェルはグレンに「出身はどこだ?」と聞いた。

グレンは「ミシガン州。その前は韓国に住んでた」と答える。

ハーシェルは「この国は移民が作ったんだ。それを忘れてはならない」と言うと、自分の出生を語り始める。

ハーシェルはアイルランドが故郷で、自分の祖父からもらった代々受け継がれている懐中時計を見せた。

そして「娘を任せられるのは一人だけだ。君にはその資格がある。受け取れ、私の気が変わらぬ内にな」と笑って、時計をグレンに差し出した。

グレンは「ありがとう」と言い、時計を受け取った。

 

日が暮れ始め、ランダルをどうすべきか決断の時が迫っていた。

リックはランダルを殺すことを迷っていたが、仲間のために辛い決断をしようとしていた。

そしてローリに「これは正しい決断なんだ」と、まるで自分に言い聞かせるように話した。

カールは森の中で身動きのできないウォーカーに近付き、遊んでいた。

ウォーカーに拳銃を構えている時、沼に足をとられていたウォーカーの足が抜けた。

そしてカールに襲い掛かったが、カールは必死に抵抗し、なんとか逃げることができた。

 

農場ではランダルをどうすべきか最終決断をするため、話し合いが始まっていた。

リックは「全員の意見が聞きたい」と言い、まずはデールが「私は絶対に死刑には反対だ!反対なのは私とグレンだけか?」と言い、グレンの方へ目をやった。

しかしグレンは申し訳なさそうに「デールはいつも正しいよ。でもごめん…。ランダルは危険だし、これ以上仲間を失いたくない」と死刑賛成の立場だった。

驚いたデールは「マギー、君もなのか?」と聞いた。

マギーは「ランダルをずっと監禁するのはどうかしら?」と提案するが、シェーンが「そんなのは食料の無駄だ!」と却下する。

みんなランダルの仲間の襲撃に危険を感じていて、やはり死刑しかない雰囲気になる。

納得のいかないデールは「まだ犯してもいない罪で裁くのか?そんなの馬鹿げてる!彼にチャンスを与えるべきだ!」と何度も皆を説得する。

デールの真剣な説得にリックの心は動かされ始めていた。

そして「別の方法を探そう」と言い始める。当然シェーンは反対し、言い争いになる。

そんな中、キャロルは「私には関係ないからさっさと結論を出して欲しいわ」と無関心なことを言う。

それを聞いたデールは「口を閉ざすということは、その手で殺すことと一緒だ!」とキャロルを激しく非難する。

リックはランダル処刑を決める前に意見のあるものはいるか?と聞くが、みんな下を向いて口を閉ざした。

デールは「ランダルを殺せば強いものだけが生き残る醜い世界になってしまう。こんな世界だからこそ人間らしく生きるんだ。頼む、正しいことをしよう!」と最後の望みをかけ、みんなに問いかけた。

 

「彼は正しいわ」

 

そう言ったのは、いつもデールに反抗していたアンドレアだった。

しかし賛成したのはアンドレアだけで、ほかのものはデールに賛成しなかった。

デールは「グループは崩壊だ。失望したよ…勝手にすればいい」と言うと、家から出て行ってしまう。

 

その夜、ランダルの死刑が決行される。リック・ダリル・シェーンは、ランダルを小屋に連れてきて跪かせる。

リックは「最後に言いたい事はないか?」と聞いた。

ランダルは泣きながら「お願い…殺さないで…」と言った。

リックは覚悟を決め、引き金を引こうとした。その時

 

「撃って」

 

と声が聞こえた。そこにいたのはカールだった。

リックは戸惑い、シェーンは「カール!なにを考えてる!」と怒鳴り、カールを外へ連れ出す。

リックはカールの姿を見て正気に戻り、どうしてもランダルを殺すことができなくなった。そして処刑は中止された。

リックはみんなに「ランダルはしばらく拘束する」と告げる。

それを聞いたアンドレアは嬉しそうに「デールに報告するわ!」と飛び出していった。

リックはローリに「小屋にカールがついてきたんだ。カールの姿を見たら、どうしても撃てなかった…」と告げる。

ローリは「それでいいのよ」とリックを抱き締めた。

デールは物音が聞こえて農場の中を見回っていた。

そこでウォーカーに食べられた痕跡がある家畜を発見する。

それを見たデールはみんなに知らせようと振り返った。そこにウォーカーがいて、デールは襲われる。

ウォーカーによって無理矢理、腹を裂かれたデールは叫び声を上げた。

その声に気付いたリックたちは急いでデールの元へ向かう。

すぐに駆け付けたダリルがウォーカーを始末した。

しかしすでにデールは致命傷を負っており、瀕死の状態だった。

仲間達が駆け付け、アンドレアは必死にデールを励ました。そこにハーシェルが駆け付けた。

リックは「何とかしてくれ!」と言うが、傷の状態を見たハーシェルは首を横に振る。

その横で、デールを襲ったウォーカーを見たカールは驚いた。森で身動きのとれなかったあのウォーカーだったのだ。

カールは自分のせいだと感じ、ローリに抱きついた。

アンドレアは苦しむデールを見て、泣きながら「なんとかしてあげて!」と叫んだ。

リックは楽にしてあげようとデールに銃を向けるが、なかなか引き金が引けない。見かねたダリルがリックから銃を取り、デールに「悪いな」と呟く。

そして銃を構えた。

デールは微笑み、ダリルは引き金を引いた。

感想

 

おいマジか

 

デールここで死ぬんかい…

 

予想外やーん。

 

いや、正直デールちょっとうぜぇなって思ってた時期が僕にもありました。

 

お節介だし、アンドレアに干渉激しいし、なんにでも首を突っ込みたがるし。

 

でもさ

デールっつー野郎は、グループが間違った方向にいかないよう、陰ながら奮闘してたんだよ。

なんかいる時は口うるさくて嫌なんだけど、いなくなって初めて大切さに気付くみたいな。

ホントの親父のような、そんな存在。

知らんけど。

 

特にランダル処刑会議での、デールの言葉にゃ心打たれたね。

火垂るの墓で1㎜も泣かない俺の心を打つたぁ、やるじゃない。

 

デールがいつも言ってたさぁ

 

「人間らしく生きる」

 

っつーのは、ただ生き残っていくってことじゃないよね。

この世界をただ生き残りたいなら、シェーンみたいに他人を蹴落とせば生き残れる。

でもそれじゃ動物と一緒っしょ?

人間らしく生きるってのは、こんな世界になっても他人を思いやって生きていけるか?ってことなんよ。

知らんけどな。

 

あと、これもデールが言ってたさぁ

 

「いつか死ぬ時に、俺は落ちぶれなかったと胸を張って死ぬ」

 

ってこういうことなんよなぁ。

やるじゃねぇか、お節介ジジイ。

 

まぁデールの言う事はもっともだし、それが理想だってのは誰だってわかってる。

じゃあなんで殺すか?って言ったら、やっぱり殺されるかもしれないっていう恐怖だわな。

ランダルがほんとに危険じゃなくても、それを判断できる材料がない。

ぼったくりバーか否か、入った時はわからねぇだろ?

そういうことだよ。

 

デールの言う通りランダルを生かして、それでランダルの仲間に誰かが殺されたらデールも考えを改めるだろうし。

どっちが正解なのかはわからんわなぁ。

 

っつーかさぁ、そもそも論だけど、こんなことになるなら助けんなよな。

だって都合2回助けてっしょ?

足引っこ抜いた1回目と、わざわざ捨てに行ったのに戻ってきた2回目。

 

2回も助けたんなら、もう責任持てよ…

 

結局処理に困ったから殺すって、それはちょっとランダルに同情しちゃうわ。

まぁここらもリックの中途半端な善意が招いた結果だわな。

反省してもらいたい。大いに。

 

そんでデールの真剣な説得に心を動かされたのがアンドレア。

デールの過干渉にうんざりして、あんなにデールに反抗してたのにね。

アンドレアは心のどこかでデールを本当の父に重ねてたんじゃないかな?

反抗期の娘とうるさい父親みたいな。

知らんけど。

 

やっと分かり合えたと思ったら死んじゃうっつーね…

 

なんか今回は色々考えさせられる話だったなぁ。

生きるとはなにか?

人間らしさとはなにか?

正しい選択は一体何なのか?

結局答えは出ないんだけども…

 

嘘です。かっこつけました。

 

ほんとはなにも考えてませんでした。

 

かっこつけて、すみませんでしたぁぁああ!!

 

つーかさぁ

デールって、ハーシェルとキャラ被ってるから殺されたんじゃね?

なんかハーシェルは医者だし、これから主要キャラになりそうだし、口うるさいとこも被ってるし。

制作陣が「じいさん二人もいらなくね?」とか言ってデール殺したんじゃねぇの?

 

図星だろ?

 

まぁ、デールっつー良心を失ったグループが、いよいよ歯止めが利かなくなってくるんだろなぁ。

シェーンも暴走するぞぉ(ワクワク)

 

もう、ぐっちゃぐちゃのデロンデロンの修羅場希望です。

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