ウォーキングデッドシーズン1第4話「弱肉強食」
あらすじと感想書いていくよ。
前回のエピソードはこちら⇊
・ウォーキングデッドシーズン1 第3話 ダリルかわいすぎて吐いた。
※ ⇊以下、ネタバレ感想あり。
ウォーキングデッドシーズン1 第4話 あらすじ
■ ストーリー
キャンプ地にある湖に小舟を浮かべ、アンドレアと妹エイミーは、ウォーカーに襲われて亡くなった父親の思い出を語りながら、釣りをしていた。
一方、キャンピングカーの上で見張りをしていたデールは、髭の男・ジムが一心不乱に穴を掘り続けていることに気付き、不審に思う。
メルル救出のため、アトランタ市内のデパートに向かった4人は、屋上に残されたメルルの手首を見つけていた。
メルルの弟・ダリルは「痛かっただろう」とメルルの手首を優しくバンダナに包み、グレンのバッグに入れる。
そしてダリルは、血痕を頼りにメルルの足取りを追う。
その頃キャンプでは、穴を掘り続けるジムにデールが水を差し出すが、ジムは拒否して無言で穴を掘り続ける。
ジムの奇妙な行動を不審に思ったデールは、みんなに報告する。
メルルの足取りを追うダリルら4人は、メルルによって倒されたウォーカー・ガスバーナーで手首の切断面を焼き、止血した痕跡・建物から脱出した痕跡を見つける。
これによりダリルはメルルが生きていることを確信する。
片腕なのにウォーカーを倒した兄・メルルを尊敬するように「兄貴は最強だ」と嬉しそうに笑うダリル。
ダリルはすぐにメルルを追跡しようとするが、先に武器の入ったバッグを取りに行くべきだとリック達に説得される。
その頃キャンプでは、何時間も穴を掘り続けるジムに、シェーンやデールは理由を教えてほしいと話すが、ジムは聞く耳を持たない。
シェーンは「乱暴はしたくないからスコップを渡してくれ」と頼むが、ジムは「渡さなかったらエドのように殴るのか?」といい、不穏な空気が流れる。
突然、暴れだしたジムをシェーンが力ずくで抑え込む。
ジムは手錠をかけられ、木陰で頭を冷やすよう言われた。
するとジムは「俺は家族が喰われている時に、怖くなって逃げ出したんだ」と過去の話をし始める。
一方、リックたちはウォーカーの群れの中にあるバッグを手に入れるために作戦を練っていた。
はみんなで行動すると目立つから自分ひとりでバッグを取りに行くという。
さらにダリルは後ろから援護、リックとT-ドックは、2ブロック先でウォーカーに挟まれてしまった場合に援護してくれと的確な指示を出す。
淡々と作戦を語るグレンに、ダリルは前の職業を尋ねる。
グレンは「ピザの配達人。なんでだ?」と不思議そうに答える。
ダリルは「勇敢な中国人だ」と褒めるがグレンは「韓国人だ」と答える。
ダリルは「どっちでもいい」とそっけなく答える。
グレンがバッグを取りに向かい、ダリルが後ろから援護していた。
そこでダリルが生存者ミゲルに出会う。メルルを見たか?と尋ねるが、ミゲルが騒ぎ出したためダリルが取り押さえる。
そこにギャング風のミゲルの仲間達が現れ、ダリルと格闘になる。
ダリルは必死に抵抗するも、バッグを取って戻ってきたグレンをギャングたちが車で連れ去ってしまう。
一連の騒動により、ウォーカーが集まってきたのでダリルはミゲルを人質に避難する。
キャンプではジムが木に縛られて拘束されていたが、ようやく落ち着きを取り戻していた。
しかし、なぜ穴を掘っていたのかを聞いても「自分でもわからない」と答える。
リックたちは、ミゲルにグレンをどこに連れ去ったのか問い詰めていたが、ミゲルはなにも答えない。
ダリルは「兄貴を見てないか?名前はメルルだ」と聞くとミゲルは馬鹿にしたように「メルルなんて犬にもつけたくない名前だ」と吐き捨てる。
怒ったダリルはメルルの手首を突きつけ「お前もこうなりたいのか?」と脅す。
観念したミゲルは仲間の元へリック達を連れていくことを了承する。
ミゲルのグループのボスはギレルモという男だという。
リックたちはグレンを返してもらうため、敵のアジトへと向かう。そこにはラテン系のギャングたちが、銃を構えて待ち構えていた。
リックはギレルモと交渉するが、なかなかうまくいかない。
ギレルモは武器の入ったバッグは俺たちが見つけたものだといい、リックは自分が落としたものだと主張する。
交渉は平行線を辿り、一触即発の状態が続く。リックは銃撃戦の覚悟をし、ギレルモに銃を突きつける。
緊張状態の中、突然ギレルモの後ろから声がして老人の女性が現れる。
戸惑うリックたちをよそに、おばあさんは喘息の薬を探していると言いだす。
緊迫の現場が一変し、おばあさんがアジア人の子に会わせてあげるからついておいでと言う。
リック達は言われるままに建物の奥にいくと、そこにはグレンとたくさんの老人がいた。
ギレルモ達の風貌と、建物内のギャップに困惑しているリック達に、ギレルモは打ち明けた。
実はギレルモたちがアジトに使っていたのは介護施設であり、悪党に物資を奪われないよう老人たちを守っている心優しい若者たちだった。
そのことを知ったリックは、ギレルモ達にバッグの中の武器を半分分け与えた。
ギレルモに別れを告げ、車に向ったリック達だが乗ってきた車が消えていた。
ダリルはメルルがキャンプに復讐に向かったといい、リックたちは急いでキャンプに戻ろうとする。
キャンプでは、アンドレアとエイミーが釣った魚を食べながら皆が談笑していた。
しかしエドは、シェーンに殴られたことで一人テントでふてくされていた。そこに突然ウォーカーが現れ、エドが襲われる。
トイレにいっていたエイミーもウォーカーに襲われ、噛まれてしまう。
突然ウォーカーの大群が現れ、皆がパニックになる。
シェーンはローリとカールを守りながら戦うが、仲間が次々とウォーカーに襲われていく。
そこにアトランタから戻ってきたリックたちが現れ、応戦する。
なんとかウォーカーの群れを撃退したリック達だが、仲間の多くを失ってしまう。
アンドレアは噛まれてしまった妹・エイミーを抱き締め、泣きながら最期を看取る。
ジムは仲間たちの死体を見ながら呆然とし、「俺が穴を掘った理由は、このためだったのか…」と呟いた。
感想
屋上でお兄ちゃんの手首を見つけて、発狂するダリルさん。
ひとしきり叫んだあと、おもむろにバンダナを広げるダリル。
そして優しい手つきで兄・メルルの手首を包む。
「痛かったろう。痛かったろう」と呟きながら…
完全におくりびとやん…
んでメルルの手首を包み終えると、グレンのカバンにin★
グレン「!?」
グレンの「なんで俺のカバンに!?」という心の叫びは完全無視の悪魔の所業。
さらにメルルが倒したであろう、ウォーカーを見て狂喜乱舞するダリルさん。
「見ろよ!やっぱり兄貴は最強だ!シャーーー!!」
壊れたサルのおもちゃのように、はしゃぐダリル。
う~む、イマイチ掴みきれんけど
やっぱりこいつは愛すべきキャラクターなんか…?
んで、最初のナヨッた印象から評価爆上げ警報なのがグレン。
的確に指示を出して、自らウォーカーの群れに突っ込むという男らしさ。
さすがのダリルもグレンに一目置いたようで、なかなかのコンビネーションを見せる二人。
このコンビはこれからも注目やな。
しかしダリルは知らない…
手首を入れられたグレンの内に秘める復讐心を…!
ってなことになんねぇかな?
なんねーか。
んで、第4話のキーポイント。
ギレルモ率いる強面ギャング集団。
おいおいおい
なんなん?こいつら?
めちゃめちゃいい奴らやんけ。
貴様ら、青年海外協力隊か?
ボランティア精神満載やん。
俺としたことが予想外だったぜ…
風貌はまさにそこらのドン・キホーテの駐車場にいそうなヤンキー。
完全に身障者スペースにななめに停めてるVIP乗りのキ〇ガイ。
そんなドヤンキー共が、まさかおじいちゃんおばあちゃんっ子だったなんてな。
もう完全にヤンキー母校に帰る。
帰っちゃってる。めちゃめちゃ帰っちゃってる。
伝説の帰宅部。
銃撃戦になりそうな緊迫感のあるシーンから、180度変わったあのほっこりシーンはある意味衝撃。
これは見る価値あるぜ。
つーか、第4話はここだけ観てほしい。
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