ウォーキングデッドシーズン2 第4話「涙に咲く花」
あらすじと感想です。
前回のエピソードはこちらから!
・ウォーキングデッドシーズン2 第3話 シェーン覚醒、怖すぎ吹いた。
※ ⇊以下、ネタバレ感想あり。
ウォーキングデッドシーズン2 第4話 あらすじ
■ ストーリー
夜が明け、ハイウェイでソフィアの帰りを待っていたダリル・デール・キャロル・アンドレアが農場に到着する。
カールの熱は下がり、容体は安定していた。
カールは目を覚ますと「ソフィアは大丈夫?」と聞いてきた。
リックは「ソフィアは元気だよ」と嘘を付く。ローリは「寝ていなさい。ママが傍にいるから」といい、カールは再び眠りについた。
カールの容体を心配するデールは、リックに駆け寄り「カールはどうだ?」と聞く。
リックは「ハーシェルとシェーンのおかげで無事だ」と説明する。そして「狩りで流れ弾に当たってしまったんだ」と事情を説明する。
オーティスの葬式が執り行われる。
ハーシェルがお祈りを唱え、生前のオーティスを称える。
シェーンの脳裏には、昨夜自分がしたことがフラッシュバックしていた。
別れの言葉を求められたシェーンは複雑な表情で断るも、「彼の最期の時を教えてほしい。あの人の死の意味を知りたいの」とオーティスの妻・パトリシアに言われ、口を開いた。
「器具を調達したが拳銃も弾切れだった。俺は足をくじいて腫れあがったんだ。オーティスは支えてくれた…そしてあの子を守るんだと彼は言い、俺に荷物を渡して走れ!といった。援護するって。振り返ると‥‥彼がいなかったら生き延びられなかった。カールもだ。オーティスは二人の命を救った。意味のある死を遂げたんだ」とシェーンは嘘を語る。
パトリシアは涙を流し、頷いていた。
リックたちはハーシェルたちと一緒に、地図を見ながらソフィア捜索の計画を立てていた。
グループに分かれて捜索しようとするが、ハーシェルは何度も輸血をしてフラフラのリックが捜索に加わるのを止める。
捜索の為にはみんなが銃の訓練をするべきだというシェーンだが、ハーシェルは農場に銃を持ち込むのはだめだという。
リックはハーシェルの農場だから、彼のルールに従うと自分の銃を渡す。
シェーンも渋々それに従い、農場では銃を持ち歩かないと約束する。
銃は扱いに慣れているデールが保管することとなった。
マギーは「抗生物質や包帯がもっと必要よ。2キロ先の町にある薬局に取りに行くべきだわ」とリックに言う。
リックは「あそこにいる野球帽の男はグレンという。グレンは調達の名人だから頼んでやるよ」と言った。
シェーンがキャンピングカーから出るとローリがいた。
シェーンは「カールの意識が戻ったって?」と聞くとローリは嬉しそうに「ええ。大丈夫よ」と答える。
ホッとしたシェーンは「俺にそばにいてくれって言ったのは本気か?」と尋ねる。ローリは「本気よ」と答える。
マギーがグレンに「あなた調達の名人なんだって?薬局に行くから馬を用意してくるわ」とグレンの返事を待たずに立ち去ってしまう。
グレンは戸惑いながらもマギーの事が気になっている様子。
アンドレアは銃を渡したシェーンに怒っていたが、シェーンはここのルールだとアンドレアを説得する。
ダリルは一人でソフィアを探しに行こうとしていた。
リックは「地図があるから計画的に探すことができる。1人で責任を負わなくていい」というがダリルは「考えがあるんだ」と言い、捜索に向かう。
その後、ハーシェルはリックに「言いにくいんだが…よそ者は受け入れないんだ。ソフィアが見つかり、カールが治ったら出て行って欲しい」と告げる。
リックは何も言えずに立ち尽くす。
薬局へ調達に向かうグレンにローリは「みんなに内緒で持ってきてほしいものがあるの」とメモを渡す。
グレンは「いいよ!どこにあるの?」と聞く。「婦人用の棚を探して」とローリは伝えると足早に去っていった。
デールとTドッグは一緒に井戸から水汲みをしていた。
Tドッグはハイウェイで一緒に逃げようと言ったのは、熱でおかしくなっていたからだ、誰にも言わないでほしいとお願いする。
デールは「なんのことだ?お前の話なんて覚えていない」と気を利かせて答える。
その優しさにTドッグは嬉しくなり、二人で笑い合う。
その時、井戸の異変に気付いたデールが、水を飲もうとしたTドッグを止めた。
デールは仲間を呼んできて、井戸の中を確認する。
井戸にはウォーカーが落ちていた。長い時間が経っているのか腐っている。
ウォーカーを出したいが、銃で殺すと井戸の水が汚染されてしまうため、ウォーカーを生け捕りにする方法を考える。
リックは土地勘のあるハーシェルに道を聞きながら、ソフィア捜索のルートを確認していた。
そしてハーシェルは農場から見える美しい景色をリックに見せ「どうだリック。いい景色だろ?この景色を見ると、神の事を思い浮かべる。君は神について考えているかい?」といった。
しかしリックは「神に助けを求めたらカールが撃たれたんだ。もう神の存在は信じないよ」と答える。
井戸ではハムを餌にウォーカーを釣ろうと試みていたが、ウォーカーは生きたものにしか興味を示さなかった。
アンドレアが「やっぱり生き餌じゃないとダメかもね」というと全員がグレンの方を見る。
嫌々ながらグレンが体にロープを巻いて生き餌となり、ウォーカーを釣る作戦に出る。
マギーは「あなたたち、気は確かなの!?」と嫌悪感を示す。全員でロープを引っ張り、ゆっくりとグレンを井戸へ落としていく。
その時、ロープを結んでいた部分が折れてしまった。一気に下降するグレン。
Tドッグとシェーンが間一髪のところでロープを掴んだが、グレンはウォーカーぎりぎりまで近付いていた。
グレンは「早く引き上げてくれ!助けてくれ!」と叫び、みんなで急いでグレンを引き上げる。
なんとか無事だったグレンに、デールは「もう一度やり直そう」という。
しかしグレンは「冗談じゃない!」と怒り、ロープを渡した。
デールはグレンに渡されたロープを引っ張ると、ウォーカーが縛られていた。
グレンはあのアクシデントの中、なんとウォーカーの体にロープを巻いていたのだ。
デールたちはウォーカーを引っ張り上げる。井戸から上半身が出て、あと少しというところで上半身と下半身がちぎれ、大量の内臓と共に下半身が井戸の中へ落ちてしまう。
みな呆然とし、マギーは吐きそうになる。結局、この井戸は封鎖することとなった。
残った上半身はうめき声をあげていたが、Tドッグが始末する。その様子を見ていたマギーは複雑な表情をする。
1人でソフィアを捜索していたダリルは一軒の家を見つける。
その家を捜索してみるがソフィアはいなかった。しかしまだ痕跡が新しい食べかけの缶詰や、寝床に使った形跡のある布が見つかる。
ダリルは「ソフィア!ソフィア!」と何度も呼ぶが反応はない。その家の庭先には、真っ白できれいな花が咲いていた。
シェーン・キャロル・アンドレアは、ハイウェイのソフィアへの伝言と食料を置いてきた場所に戻っていた。
しかしソフィアが戻った形跡はなく、キャロルは落胆する。励ますアンドレアに「もういいの。慰めはいらないわ」とキャロルは言う。
農場へと戻る帰り道、シェーンはアンドレアに銃を撃つ方法を教えていた。
「止まっているものを撃つとはわけが違う。誰かが噛まれたときは、怒りや同情といった感情のスイッチを切って、相手が仲間や友人だろうと撃つ。どんな奴だろうと殺すのは簡単じゃないぞ。そして殺したら忘れなければならない。俺もまだ忘れられずにいる…。」と誰かを思い出しながら語るシェーン。
グレンとマギーは薬局へと向かっていた。
グレンはマギーに見つからないよう、ローリに頼まれたものを探す。
グレンは頼まれたものを見つけ、手に取るとびっくりして手が止まる。
妊娠検査薬だったからだ。
突然マギーが「全部あった?」と声を掛ける。驚いたグレンは「ただの日用品さ!」といって適当にとった箱を見せるが、それはコンドームだった。
それを見たマギーは「コンドーム?あなた彼女いるの?」と聞く。
「いないよ」というグレン。
「じゃあ何、私とあなたがやるってこと?」と聞くマギーに、グレンはしどろもどろになる。
突然、グレンにキスをするマギー。
びっくりするグレンに「いいでしょ?こんな世の中じゃ相手を選べる状況じゃないし。私も寂しいの」という。
どうしていいかわからないグレンは、マギーに身を任せる。
農場ではリックがハーシェルに、自分たちを追い出さないでくれと頼んでいた。
ハーシェルは議論するつもりはないが、君たちが農場のルールを守るなら考えてみると言った。
薬局から戻るグレンとマギー。
グレンはさっきの出来事にニヤニヤして浮かれていた。
しかしマギーは「一度きりよ」と冷たく突き放す。落ち込むグレン。
農場に戻ったグレンは、内緒で持ってきたものを無言でローリに渡す。
ソフィアの捜索から戻ったダリルは、キャンピングカーに向かう。
そして裁縫をするキャロルの前に、一輪の花を瓶にいれて置く。驚くキャロルにダリルは
「ナニワイバラだ」と呟く。
さらにダリルは「…こんな話がある。昔、アメリカ兵がチェロキー族を『涙の旅路』という場所に追い立てた。道中、母親たちは嘆き悲しんだ。子供を亡くしたからだ。雨風にやられ、伝染病や飢えで死んだ。行方不明になった子供もいた。そこで年寄りたちは母親を勇気付けようと祈った。力と希望を与えようとしてな。そして母親の涙が落ちた場所にこの花が咲いた。この花が咲いたのは俺の兄貴のためじゃない、きっとソフィアのためだ」
そういってキャロルを勇気付けた。キャロルの頬に涙が伝う。
目を覚ましたカールにリックは「実はソフィアが無事だと言ったのは嘘だ。心配させたくなくて嘘をついた」と謝る。
しかしカールはローリに聞いてすでに知っていた。
そして「僕もパパも撃たれたから同じだね」と言って笑った。
リックは「ママが聞いたら怒るぞ。二人だけの秘密だ」と笑うと保安官の帽子をカールに被せた。
ローリは辺りをキョロキョロしながら人気のない場所へ向かう。
そしてグレンから受け取ったものを取り出す。
妊娠検査薬だ。ローリは不安な顔をしながら検査結果を待つ。
そして結果を見たローリは、悲しい表情でうなだれ、泣き出してしまう。
感想
ソフィアどこいったん…
今回も相変わらず見つからないソフィア。
マジでどこにいったんアイツ…
もう気分は、メイを探すさつき状態やん。
カールの手術も成功したし、今回のエピソードは小休止な感じ。
平和やね。
でもグレンとマギーの恋っぽいのが始まったり、ダリルの優しさが染みたりと、こんな世界でも人間味を感じさせるいい話。
と思ったら、ラストはまさかのローリ妊娠。
おいおいマジか
どっちの子や!?
なんていうまでもなく、シェーンの子の確率が高い。
リックと再会したのって、つい最近だしさぁ
時間軸がどうなってるのか知らんけど、なによりローリの悲しい顔が全てを物語ってるやん。
まぁ、子供に罪はないので、無事生まれてほしいもんです。
つーか、シェーンがカールを助けてくれたもんだから、手のひらを返したように優しくなるローリ。
シェーンがまた勘違いしちゃうような発言を連発。
もうね
マジでやめてくれ
もうシェーンを弄ばないでくれや
シェーンはオーティスを殺しちゃうような狂気の男なのよ。
そんな男に優しくしちゃうと
「やっぱりローリは俺のことが好きなんだ。俺たちは結ばれる運命なんだ。そうなるとリックが邪魔だなぁ…よし、殺そう♪」
なんて盛大な勘違いする可能性大なんよ。
なんたってシェーンは純情だからね。
初恋に浮かれる中二だから。
あんま思わせぶりな発言して、掻き回さないでほしいわぁ…
そんなドロドロの三角関係とは対照的に、爽やかな恋に発展しそうな予感のグレンとマギー。
ナイスカッポーやん。
普通に応援したい。
んで、今回もダリルさんがかっこいい。
おもくそかっこいい。
悲しむキャロルにソッと白い花を差し出し
ダリル「ナニワイバラだ」
キャロル「・・・・??」
ダリル「ナニワイバラだ」
キャロル「え…なんて?」
ダリル「植物です。」
不器用だけど、一生懸命キャロルを励ます姿はお釈迦様の領域。
こりゃモテるわ。
ダリルのファンになる女性が急増中って話も納得。
この二人はくっつくんかね?でも結構年の差あるよね?どうなんだろ。
これからのダリルとキャロルの関係も注目だね。
今回はハラハラポイントが少なめだったけど、たまにはこんなブレイクタイムもいい感じ。
若干、次回からの怒涛の展開のフラグな気もするが…
次回も注目やな。
・ウォーキングデッド無料で観るなら⇊
Amazonプライム・ビデオ
ツイッターやってます→(@tetetenten10)