「ウォーキングデッド」がおもしろい。
もう一度言う。
ウォーキングデッドがすんごいおもしろい。
でも悲しいかな…
ウォーキングデッドはマニア以外は敬遠する「ゾンビもの」
もうゾンビって聞いただけで無条件に観ないって人もいるくらい嫌われるジャンル…
でもね…
もったいないよ。
すんごいもったいないよそれ!
だってウォーキングデッドおもしろいんだもん。
ウォーキングデッドすんごいおもしろいんだもの。みつを。
ウォーキングデッドをただのB級ゾンビドラマだと思って、食わず嫌いしてるそこのあなた!
とにかく一回観てみて!!
一回観れば、きっとあなたもウォーキングデッドの魅力に気付くはずです。
しかも!しかもですよ!
ウォーキングデッドは現在シーズン10で、まだ続いています。
これはフリーザに例えると、あと2回変身を残している状態!(一応タイトルのフリーザに掛けておかないとね)
まだまだお楽しみが残っているということです!
ということで、ウォーキングデッド大好き芸人の俺が、ウォーキングデッドの魅力を一方的に伝えていきます。
これを読み終わる頃にはあなたもウォーキングデッドの虜。
きっと新しい世界が広まりますよ!
それではしばしお付き合いくださいね。
ヒ~ウィ~ゴ~!
そもそもウォーキングデッドって何やねん
「ウォーキングデッド」はアメリカのコミック「The Walking Dead」を原作にした大人気海外ドラマ。
ウォーカーと呼ばれるゾンビがそこら中を徘徊し、基本的には「生き残ること」を全ての目的として描かれるパニックサバイバル。
ウォーカーは肉を求め彷徨い、手当たり次第に噛みつきます。
噛まれた者は感染するというゾンビルールはもちろん健在。
でも単にゾンビによる恐怖だけではなく、グループの人間関係・人間同士の争いなど、極限に追い込まれた人間の心理が多く描かれており、壮大なヒューマンドラマに仕上がっています。
そんな大スペクタクルヒューマンドラマ feat.ゾンビ「ウォーキングデッド」の5つの魅力をお伝えします!
魅力 1:個性的なキャラクターが魅力!
ウォーキングデッドには、個性的なキャラクターがわんさか登場します。
主人公はリックという人物ですが、どいつもこいつも主役級の個性の強さ!
すぐに死んじゃうので、登場人物の入れ替わりが激しいウォーキングデッドですが、シーズンを通して活躍するキャラには自然と感情移入しちゃいます。
そんな個性的な登場人物をちょこっとご紹介!
主人公!リック!
まずは泣く子も黙るウォーキングデッドの主人公・リックです。
このリック、一言で説明すると
「主人公らしくない主人公」
普通主人公って、どんな時でも正しく!正義の味方!みたいな感じですよね?
ところがどっこい(死語) このリック
めちゃめちゃ精神的に不安定
そう、主人公らしからぬ一面をさらけ出しまくるんです。
「もしもし先日買ったドライヤーのクレームなんですけど」
主人公だけど精神的におかしくなっちゃうし、特にシーズン3なんて普通にヤバい奴。
感情の起伏が激しすぎて、現実だったら絶対に近付きたくないタイプ。
もう観ているこっちがハラハラ。
んもう!主人公なんだからしっかりしてよっ!って感じ。
なんかね、極端なんですよ。リックって。
善か悪か、やるかやらないか?みたいな。融通が利かない感じ。
仲間を守るためなら平気で人を殺しまくるし。
多分ウォーキングデッドシリーズで一番殺してるのってリックです。
まぁ、いくら主人公といえどもおかしくなっちゃう異常な世界なんですけどね。
主人公なのに完璧じゃない!
これもウォーキングデッドの魅力のひとつです。
人気No.1!ダリル!
ウォーキングデッドの一番人気といえばこの方。
みんな大好きダリルです。
ダリルの人気は凄まじく、「ダリルが死んだら観ない!」って視聴者が多すぎて、制作側もダリルは殺せないという裏話もあるほど!
それもそのはず、ダリルは不愛想で乱暴者。
でもホントはとっても情に厚く、仲間を絶対に見捨てないナイスガイなんです!
リックがおかしくなった時も、一生懸命グループをまとめてました。
不器用だけど、さりげなく励ましてくれたり、女子の胸をキュンキュンさせています。
すぐ泣くダリル。
顔に似合わず泣き虫なところもダリル人気の秘密。
もうね、なんかあるたび泣く。
その涙で母性本能をくすぐりまくり!
そんなすぐ泣いちゃう心優しいダリルも魅力的なキャラクターのひとりです。
アジアの星!グレン!
ウォーキングデッドで唯一のアジア人と言えばこの方、グレンです。
グレンはとにかく誠実で、優しく、絶対に仲間を裏切らない。要するに
超いい奴。
ウォーキングデッドでもダリルに次いで人気のキャラクターです。
グレンはシーズン1からずっと活躍しているので、視聴者も彼が少しずつ成長していく様子をみています。
最初は頼りなかったグレンも‥‥
こんなにたくましく成長しちゃいます!
少しづつ成長していくグレンの姿に、もう気分はグレンのお母さん状態。
息子の成長を見守る親のように、バリバリに感情移入をさせてくれる、そんな魅力的なキャラです。
肝っ玉母さん!マギー!
マギーはとても芯が強く、勇敢な女性。
農場で家族と身を隠して生活していましたが、避難してきたリックたちを助けます。
そのことで運命が一変。
そしてここで、後の夫となるグレンと出会います。
「ま~きの♪」
(うざ・・・)
一目見てグレンの勇敢さと、優しさを見抜くマギー。
グレンもまたマギーと出会ったことで大きく成長します。
グレンとマギーのお互いを思いやる甘酸っぱい恋愛関係も、ウォーキングデッドの見どころのひとつです。
最強戦士!キャロル!
謎の物体焼けたよ~♪
ウォーキングデッドの中で、もっとも激変するキャラといえばこの方。
キャロル・ペルティエ。
初登場の時は夫の暴力に怯える弱々しい普通の主婦だったキャロル。
でも元々意思が強い女性なのか、シーズンを重ねるごとに彼女は強くなっていきます。
戦闘モード!!
さらにキャロルは、普段は弱々しい主婦を演じ、敵が油断したところで仕留める!といったえげつない術も体得しています。
その姿はまさに必殺仕事人‥‥!
この変貌ぶりは観ていて痛快です。
でも強くなればなるほど、キャロルの中での葛藤が大きくなり、彼女は悩み始めます。
ただ強いだけではなく、間違いを犯しながら、悩みながらも前を向き進んでいく。
そんなところがキャロルの魅力です。そしてダリルとの微妙な関係も見所のひとつですね。
ほかにもまだまだ個性的なキャラが登場しますよ!
バラエティにとんだキャラクターの数々が「ウォーキングデッド」の魅力です。
魅力 2:ウォーキングデッドはとにかく一般人目線!
リック(めっちゃだるまさんが転んだ強いやん…)
例えば、「バイオハザード」ならゾンビ以外のクリーチャーが出たり、ゾンビパンデミックの原因を追究したり、大きな陰謀と戦ったりなど壮大な物語が描かれています。
でも「ウォーキングデッド」はそんな細けぇことは気にしない!それワカチコ!ワカチコ!
そもそもなんでゾンビが溢れているのか?という点には一切触れず、
とにかく逃げて、戦って、生き延びていくことを目的としています。
日常が急にこんな世界になったらどうするか?という一般人目線で物語が進んでいくんです。
そのため視聴者も感情移入がしやすく
「もしこんな世界になったらどうなるの?」
「どこに逃げればいいの?」
「食料はどうやって調達するの?武器は?」などなど…
実際に自分がその状況になった場合のリアルな想像ができます。
これが楽しいんだよね~!(急にどうした)
いやこういう妄想楽しくないすか?(俺だけ?)
とにかく一般人目線で展開されるウォーキングデッド!
思いっ切り感情移入して楽しめるのも魅力です!!
魅力 3:ゾンビより人間の方が怖い!
「廊下は走っちゃダメって言いましたよね~?」
ゾンビ映画ってとにかくゾンビと戦って、逃げて、やられて‥‥
ゾンビとの戦闘で血が出てブシャー!がメインだったりします。
でもウォーキングデッドはそんなことはありません。(いや血が出てブシャーだらけだけど)
ウォーキングデッドでメインに描かれているのは
「人間の本性と恐ろしさ」
もちろんゾンビも恐怖ではあるんですが、シーズンが進んでくるとまるでオマケのような存在になってます。
「あ、君いたの?えいっ」みたいに軽く殺しちゃうし。
ゾンビ「解せぬ」
それよりも怖いのが人間なんですよ。
グループ内での対立や他のグループとの戦闘などなど…
まぁ~ひどい!
「こりゃ戦争がなくならないわけだよ!」と妙に納得してしまいます。
人間の欲望と恐ろしさ、そして残酷さが存分に描かれています。
こういうところも「自分が同じ状況だったら?」って考えさせられてしまうんですよ。
でもあまりにひどいシーンは「オデ‥‥ニンゲン‥‥キライ‥‥」とトラウマになっちゃいます。
人間としての尊厳や、人間らしい行動。そもそも人間って何だろう?
そんなことまで考えさせられるのもウォーキングデッドの魅力です。
魅力 4:人間は怖いけど、人間の優しさも描かれてる!
ウォーキングデッドは「人間の恐ろしさや残酷さ」が主に描かれていますが、逆に「人間の優しさ」もしっかりと描かれ、ヒューマンドラマとして仕上がっているのも大きな魅力です。
常に死が隣り合わせにある極限の状況で、自分だけならまだしも、愛する人がいつ死んでしまうかわからない恐怖。
そしてゾンビになった愛する人と戦わなければならない悲しさ。
こんな絶望的な世界でも、それでも前を向き、生き続けなければならないんです。
キャラクターひとりひとりの様々な葛藤を通じて、人間の強さと弱さが描かれているのが「ウォーキングデッド」の魅力です。
魅力 5:これが一番大事!「ゾンビが走らない!」
これ超大事。
最近のゾンビ映画で走るゾンビの多いこと多いこと…
あんな考える時間もないまま追い詰められるのは邪道だわな。
だって超怖いから。
もちろん走る系ゾンビのスリリングな感じが好きな人もいるけど、やっぱりゾンビはね‥‥
じわじわとにじり寄ってくる感じじゃないと認めません。
だってさっきまで瀕死だった人が、ゾンビになった途端に走り回るって理屈に合わないですよね?
その点、ウォーキングデッドのゾンビは安心安全(?)のノロノロゾンビ。
これなら近寄ってくるまでに十分考える時間もあるし、逃げて良し、戦って良しのエコゾンビ!
やっぱりゾンビはこうでなくっちゃ!
もう一度言います。ゾンビは走らない。
超大事。
まとめ
ウォーキングデッドの魅力まとめ
・一般人目線でストーリが進む!
・人間の恐ろしさを再確認!
・人間の優しさも再確認!
・ゾンビが走らない!
ゾンビと戦って生き延びる!だけではなく、ストーリーの構成もしっかりしていて、登場人物ひとりひとりの人生もキチンと描いているウォーキングデッド。
観ているこっちに何かを問いかけるようなシーンがたびたび登場し、見たあとも悶々と考えちゃうところもウォーキングデッドの大きな魅力です。
とにかく…
ウォーキングデッドめちゃめちゃ面白いから一回見てみ!?
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