ウォーキングデッドシーズン2 第12話ついに決着した二人に泣いた。あらすじ感想ネタバレあり

TWD ウォーキングデッドシーズン2 あらすじ感想ネタバレ

ウォーキングデッドシーズン2 第12話「深い森の中で」

あらすじと感想書いていくよ。

 

前回のエピソードはこちら⇊
・ウォーキングデッドシーズン2 第11話 デール魂の叫びに泣いた。

 

※ ⇊ 以下、ネタバレ感想あり。

ウォーキングデッドシーズン2 第12話 あらすじ

■ ストーリー

農場では亡くなったデールの葬式が執り行われていた。リックはみんなの前でこう言った。

 

「デールは厄介だった。思ったことを正直に言うからだ。その正直さは珍しく、そして勇敢だった。これから決断を下すときは彼を思い出すんだ。彼のあの真っすぐな目が答えを教えてくれる。彼は最後に人間らしく生きようと言った。グループが崩壊したとも言った。彼に恥じぬよう、これからを生きていこう。グループは崩壊していないと彼に証明するんだ。これからは彼の遺志に従う。これはデールへの敬意だ」

 

農場では家畜の匂いがウォーカーを呼び寄せている状況になっていた。

それを打開しようとリックたちは農場の入り口を封鎖して、監視台を作ることにした。

リックはダリルと共に作業に当たり、シェーンに「デールの言う通り、ランダルは解放する」と言った。

しかしシェーンは全く納得しておらず、処刑すべきだという立場を崩さなかった。

「これは決定事項だ!」と強く言うリックに「相棒はダリルってわけか。勝手にしろ」とふてくされるシェーン。

ハーシェルは相変わらずシェーンの事を良く思っておらず、今すぐにも出て行ってほしそうだがリックは「彼も変わってきている」となだめていた。

そしてリックはランダルを解放に行く間、勝手なことをしないようシェーンを見張ってくれとアンドレアにお願いする。

 

カールがシェーンの元へやってくる。

そしてダリルのバッグから盗んだ銃を出し、デールが死んだのは自分のせいだと事情を打ち明ける。

話を聞いたシェーンは「お前のせいじゃない。自分を責めるな。この銃で自分を守るんだ」ともう一度渡した。

しかしカールは受け取らず「ダリルに返して」と言い、去っていった。

ローリやTドッグはハーシェルの家へ荷物を運んでいた。

ローリは一人作業するシェーンを見つけ、シェーンの元へやってきた。

そしてローリは話があるのといい、話し始めた。

 

「デールが死んで、目をそらしちゃいけないと思ったの。あなたとリックは私が混乱させている。あなたを苦しめている。アトランタから連れ出してくれたあの夜のことを今でも覚えているわ。シェーンがいるから大丈夫と安心していたわ。あなたが私たちを救ってくれた、そばにいてくれた。本当に感謝しているわ。なのにごめんなさいシェーン。心からあなたに悪いと思っているの…」

 

そう言うとローリは泣きながら立ち去ってしまった。

シェーンは悲しげな表情でその場に立ち尽くしていた。

 

リックとダリルはランダル解放の場所について話し合っていた。

リックは自分が引き金を引くことができなかったデールの件や、ランダルの件の話をする。

ダリルは「全てあんたが背負うことはない」と言った。リックは肩の荷が下りたように大きく頷く。

リックのところにシェーンが来た。

ダリルが席を外すと、シェーンはカールがウォーカーに襲われたこと、そしてそのウォーカーがデールを襲ったことを話す。

そして父親であるリックがカールと話すべきだと言った。

リックはランダルの件が片付いたら話すというが、シェーンは「ランダルの解放は俺が行くから、お前はカールと話せ」と言った。

しかしリックは断った。

シェーンはカールから預かったダリルの銃を返すよう頼み、「息子より囚人の方が大切か」と吐き捨てて去っていった。

アンドレアはキャンピングカーを動かそうとしていたが、エンジンが掛からなかった。

グレンはデールに教えてもらった修理をする。そしてグレンは「デールが死ぬ前に、彼を失望させてしまった…」と最後の話し合いでデールに反対したことを後悔していた。

アンドレアは「彼には私たちの想いが伝わっているはずよ」と慰め、二人でデールを偲んだ。

そして車のキーを回すと、キャンピングカーは勢いよく掛かった。

 

リックは小屋の二階で考え事をしているカールの元へやってきた。

リックはシェーンから預かった銃を持ってろと言ったが、カールは受け取らなかった。

リックは「デールが死んだのはお前のせいじゃない」と言った。しかしカールはデールの死の責任を感じていた。

リックは「お前の力が必要だ。これからは子ども扱いしない。こんな世界だ、いつ死ぬなんて準備できない。出来ることは死なないように、死を避ける努力をすることだ」と言い、もう一度銃を差し出した。

カールは黙って銃を受け取った。

 

その頃、目隠しをされ手錠を掛けられて納屋に監禁されていたランダルは、なんとか脱出しようとあがいていた。

そこへ誰かが納屋に入ってきた。目隠しをされたランダルはその気配にビクつく。入ってきたのはシェーンだった。

シェーンはランダルの前に椅子を置いて座った。シェーンは無言でランダルを睨みつける。

そしておかしくなったように自分の頭を叩き、フッと息を吐くとランダルに銃を突きつけた。

怯えるランダル。シェーンは今にも引き金を引きそうだったが、あるものを見つけ動きが止まる。

それはランダルが脱出しようともがいた時に、手錠に繋がれた手首が切れて血が出ている様子だった。

それを見たシェーンは、何かを閃いたようにその場にたたずんでいた。

 

ランダル解放の準備をしていたダリルに、Tドッグがデールの形見のナイフを渡していた。

そこにリックもやってきて「解放する。連れてきてくれ」とTドッグに頼む。Tドッグは納屋に向かったが、そこにランダルの姿はなかった。

唖然とするTドッグは、急いでリックたちのところへ走った。

 

ランダルはシェーンに連れられ、森の中を歩いていた。

シェーンはランダルの目隠しを取り、「逃がしてやる。外してやるから大声を出すな。出したら殺す」と言うと、口に張ったテープを取る。

シェーンは「助けてやるから、仲間の居場所を教えろ」と言うと、ランダルは「8キロ先のハイウェイのそばにキャンプがある」と言った。

さらにシェーンは「仲間にしてくれ。今のグループにはうんざりなんだ」と言う。

二人は歩き出し、ランダルは「あんたなら俺の仲間とうまくやれるよ!」とご機嫌でお喋りを続けていた。

その後ろをシェーンは周りを気にしながら歩く。二人が木の陰に隠れた瞬間、ランダルの短い叫び声が響いた。

その後、木の陰から姿を現すシェーン。

目はうつろで、その顔はまたも狂気をおびていた。

シェーンは自分の頭を何度も木に打ち付け、血を流してその場に倒れ込む。そこにランダルの姿はなかった。

農場ではランダルが脱走したことでリックたちがパニックになっていた。その様子を、額から血を流したシェーンがじっと見ていた。

シェーンはタイミングを見計らい「リック!」と大声を上げ、草むらから出て行った。

リックは事情を聞き、シェーンは「後ろからいきなり襲われて銃を奪われた」と説明する。

リックはみんなに家の中に避難するよう指示し、グレン・ダリル・シェーンと共にランダル捜索に向かった。

シェーンが「奴は森へ逃げていった」と言うので、グレンとダリル・リックとシェーンの二組に分かれて捜索することにした。

薄暗い森の中をグレンとダリルは懐中電灯の明かりを頼りに捜索していた。

ダリルはランダルの足跡を辿って追跡したが違和感を口にする。

「おかしいぞ。シェーンがランダルを追った痕跡はあるが、その後二人は並んで歩いている。争った跡もある」と言った。

その時、物音がして隠れるグレンとダリル。近寄ってくるウォーカーにグレンは襲われたが、なんとか倒した。

グレンとダリルはウォーカーを懐中電灯で照らすと、そのウォーカーはランダルだった。

 

森の中を捜索するリックとシェーン。

リックは「大丈夫か?」と聞くと、シェーンは「俺を殺さなかったことを後悔させてやる!」と息巻いていた。

リックはシェーンの様子に何か言いたげだったが、何も言わずに捜索を続けた。

ダリルとグレンはランダルの死体を調べていた。

ダリルは「噛まれた跡がねぇ。首を折られて死んでやがる」と言った。グレンは「どういうことだ?」と言い、二人はシェーンを不審に思う。

 

捜索を続けるリックはシェーンの様子を怪しんでいた。

リックは「その傷は石で殴られたのか?」と聞いた。

シェーンは「そうだ。屋根から出たんだろう」と答える。

さらに無言で歩き続ける二人。そして森を出て、草原に着いた。

なにかに気付いたリックは「目的地はここか?」と聞いた。

シェーンは「そうだ。格好の場所だろ?」と答える。

リックは「…お前は今から何をするかわかっているのか?殺人だ!」と言った。

シェーンは狂気の表情でリックを見つめ、二人の間に不穏な空気が流れる。

シェーンは「俺が助け出した時のように、ローリもカールもまた乗り越えられる!」と自分勝手なことを言い、リックに銃口を向けた。

リックは「なぜだ!?俺たちは話し合って解決したはずだ!」と言う。

しかしシェーンは「解決だと?俺たちは殺し合った!違うか?」と言った。

リックは「俺を殺して、ローリを奪い、カールにパパと呼ばせるのか?そんなものは価値のない人生だ!お前には耐えられない!」と説得する。

しかしシェーンはリックを挑発して、銃を持てと迫る。

リックは挑発に乗らず、やめるんだと言うが、シェーンは「俺が父親になるんだ。ローリにもふさわしい。お前と違って俺は家族の為に戦える。お前が来たから全てが壊れた。銃を持て…持つんだ!」と叫ぶ。

それでもリックはシェーンと戦おうとせず、「丸腰の男を撃てるか?お前にはできない」と言うと腰から銃を取り出し、シェーンに差し出した。

そしてリックは「今なら戻れるぞ。銃を下ろせ。一緒に農場へ帰ろう…全て忘れるんだ」と優しく諭した。

シェーンは興奮状態だったが、それでもリックに対する気持ちが残っているのか、結局撃つことが出来なかった。

そしてリックの説得に心を動かされるように、向けていた銃をリックに渡そうとした。

 

その時

 

リックは隠し持っていたナイフをシェーンに突き刺した。

 

月夜に二人の影が重なる。そしてシェーンは倒れた。

リックは苦しむシェーンに「お前がこうさせたんだ!俺のせいじゃない!お前がこうさせた!俺じゃない!お前のせいだ!俺じゃない!」と何度も何度も叫ぶ。

シェーンは血を吐きながらリックを見つめ、息を引き取った。

リックはシェーンの遺体のそばで泣き崩れた。その時

 

「パパ?」

 

とカールの呼ぶ声が聞こえる。

カールはリックを心配して後をつけてきたのだ。

カールの声で正気を取り戻したリックはヨロヨロと近付く。カールは死んだシェーンを見つけると不審な顔でリックを見つめる。

リックは「カール、違うんだ…ママの所へ戻れ」と言った。

カールは恐ろしいものを見るような目で、近付いてくるリックに銃を向ける。

リックは「カール、落ち着け。勘違いだ…」と必死になだめる。その瞬間、カールは引き金を引いた。

銃弾はリックではなく、後ろから迫っていたシェーンのウォーカーに当たった。

噛まれていないはずのシェーンが、なぜかウォーカーに転化してリックの背後から迫っていたのだ。

ようやく事態を飲み込んだリックは唖然とする。そして噛まれていないのにウォーカーになったことに困惑していた。

カールはリックに抱きつき、リックは「帰ろう…」と呟いた。

森の中には大量のウォーカーがさまよっていた。そしてカールが撃った銃声に引き寄せられるように、おびただしい数のウォーカーが農場の方へ歩き出す…

感想

 

やったな。ついにやっちまったな。

 

シェーン、ここに散る…

 

じゃねぇよ。

 

おい、ちょっと待て。

なんで殺した?

シェーン改心しそうだったよな?

あともう少しだったよな?

 

リック貴様、デールの為に「人間らしく生きよう」とかって偉そうに講釈たれてたよな?

その結果がこれかい?

確かにデールはシェーンを憎んでたけどもよ。

 

殺すことないじゃない…

あんまりじゃないのよぉぉお…

 

いやぁマジかぁ。

 

いやシェーンの自業自得よ?

自業自得なのはわかってるんよ。

 

でもシェーンも最後まで葛藤してたんよ。

リックへの想いを捨てきれなかったんよ。

事実、最後はやめようとしてたからね?シェーン。

 

シェーン「リック…悪かった…」

 

グサ―ーーッ

 

はぁ?

 

リック貴様には情ってもんがないんか?

 

足つぼマットの上、全力で走らせたろかい?

うちの固定資産税、滞納したろかい?

 

つーかさぁ

リックは初めから殺す気満々だったよな?

必死に説得してたのは、殺そうと隙を狙ってたってことだね?

異論はないよね?

 

だからシェーンの罠と知りつつも、黙って従ってたんだな。

 

はぁ、いと悲し…

 

いやね、リックの気持ちもわかるよ。

シェーンは問答無用でやばい奴だよ。

ここで殺さなきゃ、また頭イカれてトラブル起こすと思うよ。

 

ただなぁ

リックに説得されて、最後にシェーンが見せたあの表情。

あの嬉しそうな照れ笑い。

 

あれがね~

なんとも言えねぇんだわ~

わかる?

 

シェーンはまだ完全に悪に堕ちてないんよ。

 

実際、殺そうと思えば後ろから撃つこともできたし、チャンスはいくらでもあったはず。

それをシェーンは、リックに銃を持てっていったんだよね。

 

これって、銃を持たせて殺し合いになれば撃てると思ったってことよ。

実際、銃を突きつけながらもシェーンは撃てなかったし。

シェーンの中でもまだ葛藤があるんよ。

自分がやろうとしていることの罪悪感、リックを思う気持ち。

それがちらついて結局シェーンは撃てなかったんよ。

 

んで、こんな状態でも、まだ自分を信じてくれるリックの気持ちが嬉しかったんよ。

最後の最後にシェーンは踏み止まったんよ。

 

で、ここであのはにかんだ照れ笑いですよ。

 

 

グサーーーーーッ!!

 

 

刺すなゴラァァ!!

 

 

あ~あ何だかなぁ…

切ねぇなぁ…

 

リックの半狂乱ぶりを見ると、リックも辛いんだろけどよぉ。

まぁ結局、全部終わらせたかったんしょ。

ローリとのこともそうだし、これから先ずっと命を狙われるかもしれんしね。

 

全部めんどくさくなったと。

そういうことですわ。

 

そもそもシェーンのこの暴走はなんなん?

ランダルを解放すると決めたから?

ローリにはっきり告げられたから?

今までのことが溜まりに溜まって?

 

まぁ、大概シェーンもやべぇ奴なんだけどさぁ…

やっぱ自業自得なんかな。

 

つーか、噛まれてないのにウォーカーになったよね?

死んだだけであるの?

そこらへんはまだ謎だけど、これから解明されていくでしょう。

 

な~んか最期まで報われなかったなぁ、シェーン…

そんなに間違ったこと言ってなかったけどなぁ。

まぁでも危険人物であることは間違いない。

ドラマ的には確実に死ぬキャラだからね。

その時が来たということでしょう。

 

んで、次回がシーズン2最終話。

最後に出てきたウォーカーの大群で、農場を出て行く感じだね。

シーズン3はまた別舞台か。

 

ますます目が離せねぇじゃねぇか…

・ウォーキングデッド無料で観るなら⇊

Amazonプライム・ビデオ

 

ツイッターやってます→(@tetetenten10)